神戸国際会館こくさいホールへ「フランケンシュタイン」を娘、妹と3人で観に行きました。この会場はお初。予め会場のHPでアクセス方法を調べて行ったのですが、JR三ノ宮から「中央口を出て左へ 徒歩3分」の言葉通りに中央口を出て左へ歩くと…壁。「?」となって駅で行き方を聞いてみると、どうも工事中のために簡単に行けなくなってるとか。で、教えてもらって何とか会場に行きつくことができました。「雨に濡れずにお越しいただけます」ともあったから、雨は気にしてなかったけど、ガッツリ地上を歩く羽目になったので、雨止んでて良かったです。
お初ということもあって、かなり早めに着くように出発したけど、上記のようにスムーズに行けなかったのと、プログラムを買うのに結構並ぶ羽目になったのとで、開演前のトイレは断念する羽目になりました。幕間には行けたので良かったです。初演から出演されている組み合わせとあって、安定というか余裕というか上手いというか。歌はもちろんだし、ご本人たちはそうは思わないかもだけど、完成している感がありました。
「フランケンシュタイン」は再演時に観に行ったことがあって、今回は2回目。ビクター、アンリはWキャストとなっていますが、今回も前回と同じく中川晃教さん、加藤和樹さんの組み合わせでした。
今回初参加の花乃まりあさん、朝夏まなとさんがまた良かった。役にすごく合ってた気がします。メインキャストたちは2役を演じるということで、全然異なる役を演じるのですが、その振り幅がまたすごくて。2役と知らなかったら別人だと思ってたと思います。朝夏さん、また一段と歌が上手くなったような。エレンの優しい包容力のある感じの歌も良かったし、エヴァの生き生きしたパフォーマンスも良かったです。花乃さんもジュリアは可愛くてほんとにピッタリだと思ったし、カトリーヌは「こういう役もできるんだ」と新たな発見でした。エレンとジュリアがドレスで並ぶシーンはさすが宝塚でトップをはった人たちという存在感でした。
カーテンコールでは、中川さん、加藤さんが何度も出てきてくれて、そのたびに2人のサービスパフォーマンス!?をしてくれて面白かったです。腕を組んではけていったり、加藤さんが中川さんをお姫様抱っこしたり、抱き着きからの抱っこで去って行ったり。
いろいろ余裕を感じさせるお二人でしたが、これが若手組だとどんな感じになるのかなと、そちらも観てみたくなりました。若手同士だけじゃなく、全組み合わせで観てみたくなります。前に、朝夏さんと花乃さんがインスタライブで、組み合わせによって全然違うということをおっしゃっていたので、TVか円盤で観られる機会があるといいなと思います。
今回の主なキャストは以下の通りです。(ビクター、アンリはWキャスト)
ビクター・フランケンシュタイン/ジャック: 中川晃教
アンリ・デュプレ/怪物: 加藤和樹
ジュリア/カトリーヌ: 花乃まりあ
ルンゲ/イゴール: 鈴木壮麻
ステファン/フェルナンド: 松村雄基
エレン/エヴァ:朝夏まなと