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「鍵のかかった部屋」 #11(最終回) 感想

もう前の日から緊張してる感じでドキドキわくわく。当日は仕事を休めなかったので、朝の「めざましテレビ」の番宣だけ見て、「いいとも」は録画して帰ってから見ることに。会社で合間にツィ覗いてたら、こっちでは放送されなかった「ノンストップ」の様子やら、「いいとも」の様子やらわかって面白かったです。で、タイトル下の番号でレーダーチャートを作ったら鍵穴になるっていう情報も読んだので、お昼休みに会社でやってみたら、なるほど鍵穴っぽい形になりました。わかった人すごいね~。あれでレーダーチャート作ろうなんて全然思いつかなかったです。あと、プロローグのところで、左に芹沢さんがいると犯人は男性で、左に青砥さんがいると犯人は女性なんだそうです。もしかしたら、他にも気付いてないことがあるのかもしれないですね。

「鍵のかかった部屋」 #11.硝子のハンマー(後編)

今日は芹沢さんと青砥さんのプロローグがありましたね。いつもと色合いが違って白っぽい。。。ドラマスタート前のスポットやポスターを思い出します。これからすると、硝子の箱に閉じ込められてるのは芹沢さんと青砥さんで、榎本さんはそこに2人を置いたままどこかへ行ってしまった感じ? ドラマ見終わってから考えるとそういう気がします。

まずはおさらいからスタート。前編見てない人への親切? でも前回のをそのまま流してるだけじゃなくて、芹沢さんと青砥さんが事件を見直しているという設定になってたし、カットもちょっと違いましたよね。見比べて無いから他はわからないけど、「よく調べましたね」が前回と違ったので、「あれ?」って思いました。結構おさらい長かったので、早く先へ行って~って思いましたけど、榎本さんの要所が見られたのでそれは良かったかも。

それにしても、榎本さん、あっさり解放されたなぁ~。警察署のシーンは全然無かったですね。ちょっとぐらい見たかったな。榎本部屋で模型を設置するとき、組み立て式になってましたね。新社長を交えての推理は、芹沢&青砥ペアも弾けてなくて真面目でしたね。

で、今回のOPですが、どんだけあるねん!って突っ込みたくぐらいたくさん出てましたね。リアルタイムでは早すぎて、「何だったの今の?」っていう感じだったので、あとでゆっくりチェックしました。たくさんあるので箇条書きにしてみました。
・人型の扉(?)の頭にヒビ入る
・榎本がニヤリ&ダイヤモンド降ってくる
・ロボット(ルピナスV?)
・純子に向かってのボーリングの玉と波紋
・M.S.(佐藤学)
・A.S.(椎名章)
・人影
・目
・idintity(identityのことかなぁ?それなら「同一」「正体」って意味なので、M.S.=A.Sってとこだけど)
・○に入った6、0、9(ビリヤードの玉だと思うんだけど、「6億」っていう説も見かけたなぁ)
・タイトルの後ろに飛行機
・提供のバックに眼鏡

佐藤学がベイリーフ社にいる青砥&榎本に会いに来たとき、目線が榎本さんに釘付けでしたね。この時の受け答えはまだ佐藤にも余裕がある感じ。佐藤が榎本に言った「あなたもこっち側の人間ですよね」に対して、榎本さんは何も答えなかったけど、もしかしてこのときに青砥さん達とは世界が違うってことを再認識しちゃったのかなぁと思いました。

榎本部屋での3人のミーティングはチーム榎本で楽しかったです。芹沢さんの「榎本、真面目に答えなくていいからさ」「青砥、もう考えるなよ~」が良かったし、ルピナスVの模型も可愛かった♪ あれグッズにすれば良かったのに。

青砥さんが久永さんに面会に行ったときのやりとりは、がんばってるな~って感じでした。メモを見せて口では別のことをしゃべって回りに気付かせないっていうのがちょっと刑事ドラマっぽくもあり。。。。

鴻野刑事に会いに行ったときの芹沢さんはなかなかカッコ良かった♪ ちょっと脅し入ってるし~。で、しっかり佐藤学の本籍地もゲットできたしね。 鴻野刑事が榎本さんについて調べてたのは、宝石商とか美術館の窃盗事件だったのね。そりゃ、どれにも榎本さんが映ってたら怪しいわな~。よく、放火とかで、やじうまの写真をチェックして、あっちにもこっちにも映ってる人が疑われたりしてるもんね、刑事ドラマとかで・・・。でも、芹沢さんは見た後、特に何を言うでもなく行っちゃいましたね。どう思ったのかな? ちょっと笑ってるようにも見えたし、案外薄々わかってるのかもね。 榎本さんが本気でその件を隠そうとするなら、密室解いたりしないような気もするけどね。それか、警察への挑戦だったりして!? 防犯カメラにも映らないようにしようと思えばできそうだし。

青砥さん、「佐藤学」について一生懸命聞き込みしたのに、「椎名章」となったら、また聞き込み直しだよね。先週に引き続きおご苦労様という感じで。。。 芹沢さんと青砥さんで推理してたときの白人間がお茶目でした。性格あるみたいだし。で、芹沢さんが何か思いついた後、やっぱり榎本部屋へ行くのね~。榎本さんに肯定してもらって、大はしゃぎな2人が面白かったです。榎本さんは淡々と鍵をいじってたみたいだけど。でも、実地検証でその推理がアウトっていうのがわかって・・・芹沢さん、ダメージ特大でしたね。

で、結局榎本さんがお出まし。社長を殺害した直接の方法ではないけど、家具の下の隠し扉を発見。その時に、窓が風でガタガタしてるのに気がついて、「密室は破れました」と。 事前にフジテレビのキャラクターねこ美ちゃんが、榎本さんが決めゼリフを言うときに、一緒に決め台詞をtweetしませんか?って提案してくれてたので、もうこのセリフ待ち構えてましたよ♪ リアルタイム時は途中娘の塾のお迎えに抜けてたのだけど、帰宅したらちょうどこの部屋のシーンだったので、バッチリ参加できました。 で、社長をどうやって殺したかは「明日お話します」と。芹沢さんの「出たよ、久しぶりに出ちゃったよ・・・・」が1話と同じ展開で面白かったです。「キタキター!」って感じで。

で、次の日、椎名章が清掃作業をしているところにやってくる榎本さん。ここから2人の長いシーンなんですよね。 「残念ながら本気です」っていうセリフ良かったな。ダイヤの隠し場所の件は原作通りになってて、榎本さんまで原作通り・・・。これもキタキター!でした。 「そんなのアリかよ?うちに勝手に入ったのか?」という質問は完全スルーの榎本さん。もう完全に榎本ペース。ビリヤードはデッドコンボの説明に出てきただけでしたね。榎本さんにやってもらいたかったけど、このシチュエーションじゃ無理だよねぇ。 「見つけましたよ、あなたが使ったボーリングの玉を」って言ってる時、ちょっと榎本さんの目が笑ってるように見えました。 椎名章も可哀相な人なんだけどね。あの社長は全然同情する気にならんし。 「磨きぬかれた革靴をはいて・・・」と夢見た椎名章が実際に履いているのは汚れたスニーカーというのが象徴的でしたね。それでスニーカーがクローズアップされてたというわけか~と思いました。
「君のことは調べさせてもらったよ。君にはわかるだろう?オレの気持ちが」って言ってたけど、調べた内容については言ってくれませんでしたね。榎本さんがすごく悲しそうに見えたけど。是非どこかで明らかにしてもらいたいなぁ。 硝子の箱に閉じ込められてしまったように見える椎名章に「ぼくは硝子の箱に閉じ込められるのはごめんです。たとえ向こう側に行けないとしても、自由でいたいんです。」と言う榎本さん。硝子の箱って何なんだろう? 他人の評価とか、人間関係とかそういうものに縛られるイメージなのかしら? 

榎本部屋に芹沢さんと青砥さんが訪れた時、そこには榎本さんのものはすっかりなくなってる感じでしたね。錠などが保管されていた棚も空っぽで。やっぱりEscapeか~と。そこへ椎名章が自首してきたという連絡が。結局榎本さんは「明日お話します」と言ったのに、話されることはなかったんですね。。。
穎原新社長は、前編では怪しいオーラを放ってたけど、何かとってもいい人でしたね。めっちゃいい人や~んって可笑しくなっちゃいました。

3日経っても音沙汰無しの榎本さんから青砥さんに電話が来て、ちょっと私もホッとしました。あのまま終わりじゃ寂し過ぎるしね。臨時収入が入って旅行へ行くという榎本さんですが、行き先も帰ってくる予定も「さぁ?」と。椎名宅から押収されたダイヤのうち、1億分がホワイトジルコンになってたということで、 「お前まさか?」と芹沢さんが尋ねるも、 「何のことでしょう?社長が業者に騙されたんじゃないですか?」と。電話を切った後のニヤリがもうやられたな~。 榎本最高だよ❗ あっさり電話切って終わっちゃったけど、あんまり人付き合いが得意じゃない榎本さんからすると、とりあえず旅行へ行くことはちゃんと伝えて、用件終了で電話おしまいっていうのは、ある意味榎本らしいのかも。携帯解約したのに、ちゃんと青砥さんの電話番号メモったか覚えてるかで、電話してるんだから、なかなかがんばったよね。

ラスト近く、CMとCMの間が短すぎ!とか、CM戻りがシーン戻り過ぎとか思ったけど、そんなのどーでもいいくらいドラマが良かった! すごく集中してみてるから、CMになるとホッとする感じでした。NHKじゃなくて良かったなぁと。途中榎本さんがあまり出てこない部分もあったけど、リアルタイムで見てるときは全然気になりませんでした。最後は、榎本さんが純子さんを食事に誘ってみたりするかな?って思ったけど、そこまで行きませんでしたね。榎本&椎名のシーンは20分もありましたが、2人の声にも表情にも釘付けで、見ごたえありました。このシーン以降の榎本さんは原作モード全開な感じ。ただの鍵オタクじゃないですね。最後のニヤリに持ってかれました。私的にはかなりスッキリしたラストでした。謎がいっぱい残ってるのに、こんなにスッキリ気分なんてすごいわ。(でも原作見てない人からすると、いきなりブラック度が増した榎本さんってどうだったんだろうね?)

榎本さんについても、いろんな風に考えられるし、いい人榎本さんからブラック榎本さんまでの余地を残してるところが凄いと思いました。ネットでいろいろ見かけたけど、臨時収入は退職金? 夏のボーナス? 錠前全て攻略したから売却? それともダイヤ売りました? とか、旅行先は鍵収集の旅? ダイヤ売りさばきの旅? とか、 ダイヤで得た1億円は椎名が出てきたときに渡すために置いてあるとか。。。。 実際は椎名章の家に侵入したのは確かみたいだけど、宝石商や美術館での窃盗やダイヤの件は、やったともやってないとも確かじゃないもんね。 小原Pが雑誌などでいろいろ言ってた割には明らかにされてない部分が多いように思うし、青砥さんとの関係もほとんど進展してないと思うので、途中でSPなり映画なり続編を意識して、予定より出すのを押さえたのかなって思いました。大野さんがJ-webで言ってた「いったん榎本とはお別れ」の「いったん」に期待してもいいかなぁ? ねこ美ちゃんやPも続編要望を送ってもらいたいようだから、きっと、現場は続編とかやりたいけど、上層部を動かすにはパワーが必要なんだろうね。Pも「現時点では未定ですが、個人的にはまた同じメンバーで新たな密室事件を謎解いていきたいなと思っています」と言ってるし。というわけなので、要望送ったら実現するかも🎵 
「鍵のかかった部屋」公式サイト<メッセージ>

最後に、最終回の視聴率は17.5%と初回(18.3%)についで高かったです🎉 平均16%ということでクールトップを守りきったんじゃないかな。まだ全部は終わってないけども。 今回はドラマは全体的に低めだったように思いますが、このドラマは本当に安定した視聴率で、15%を割ったのはGWと裏になでしこが来た2回だけ。なかなか安定してるっていうのは大事なことなんだなぁと思いました。 ドラマが良ければ数字はどうでもと思うけど、数字がよければ続編の可能性も高まるし、今後のお仕事にも影響するかもしれないし、スタッフさんたちは数字で評価されちゃうだろうから、いいドラマを作った人たちがちゃんと評価されてもらいたい! 悪いよりはやっぱりいい方が嬉しいですしね♪ 特に今回はなまじ途中で1位になっちゃったもんだから、余計気になっちゃったなぁ。関西はともかく関東も宣伝スポットは少なかったようだけど、ドラマ自体の良さでがんばったと思います。あ~、いいドラマだったなぁ・・・😀。

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