8/8の大野さんのラジオ「Arashi Discovery」で、「忍びの国」を撮影場所の様子を話してくれました。
「やに下がる」
あぁ・・・
やにさがろう、ね。
これは、主に男性が、得意になってニヤニヤしたり、気取る様子を意味する言葉です。
えぇ・・・”やに”はタバコのヤニのことです。
え～もともとこの言葉は、キセルを使ってタバコを吸う時に、え～ヤニが下がるようにタバコを詰めるキセルの先、え～雁首を上に向けて吸う様子を表しています。
その様子が気取ってるように見えることから、え～得意になってニヤニヤする、という意味にもなったようです。
ほぉ・・・
リスナーのななおさんから教えていただきました。
メールを読みますと、
「智くん、おはようございます。映画『忍びの国』の公開が楽しみで、早速和田竜さんの原作をゲットして、え、読みました。その中で、『無門は内心やに下がった』という一節があり、どういう意味だろうと思わず辞書を引きました。え～智くんは最近何か、やに下がったことありますか？」
おぉ・・・
やに下がるねぇ。
まぁ、ニヤニヤした・・・ことですか。
最近？気取ることはないなぁ。
何だろう？
ニヤニヤっつうかねぇ・・・
まぁね、撮影やってますよ。
ただ・・・
あの～すごいね、あの～自然がいっぱいあるとこ行ってますからぁ・・・
何かいいですね。
ニヤニヤするというか・・・
あのねぇ・・・
こないだ、朝から夜まで撮影してて・・・そんでね？
あの～・・・
田んぼとかがあるんですよ。
で～
面白いのは、ほんと、音楽が無い感じ。
よ～く耳を澄ますと、いろんな鳴き声聞こえるね。
ほんで～昼は鳥とか鳴いて・・・あの、いい感じなの。
うわぁ、自然だなぁと思って。
で夜になった途端さぁ、その～田んぼに潜んでたカエルたちの鳴き声がすごいのね。
うるさーっていうぐらい響くね。
え？いた？君たち、みたいなぐらい、カエルの姿見れないんだよ？
田んぼ見てもいないの。
でも潜んでんだよ。
あとウシガエル！
ウシガエルも見たことないけど、これ何の鳴き声？って聞いたら「ウシガエルじゃない？」っていうことになって。
ヴゥゥゥみたいに聞こえるの。
ほんで、あの～アマガエルか、ンアアアアアアってすっごい。
もうカエルのオンパレードよ、夜。
こんなにも鳴くんだ！？と思って。
ぎゃあ、いや～何か自然いいなぁと思って。
音楽いらないかもと思った。
う～ん。
あとあのねぇ。
結構森の中で撮影とかあんだけどぉ。
すげぇ懐かしい匂いがしたの。
僕ね、小学校のねぇ、通学路にね？ピーナッツのする匂いがする葉っぱってのがあってね。
その匂いをかいでいくと、おんとピーナッツの匂いすんの。
うん。
その匂いがしたのよ。
あ、あるかも！と思って探したらあったの。
うん。
だから懐かしい。
子供んときに経験したことがもうそこにいっぱいあったから、結構ねぇ、面白い。
自然に満喫した。
俺自然に浸ってるもん、今最近。
う～ん。
で１回何か浸り過ぎてあの～ＮＧ出したわ。
んふふふ、んふふ（笑）。
セリフ出てこなかったよ。
えぇ・・・っていう感じで、ちょっのほほんと今やってますね。
えぇ、快調です。
これからも暑いので気をつけてがんばります。
以上、大野智でした。
すごい山の中なのかな。人工物とか見えるといけないものね。（消せるのかもだけど） 自然の音しか聴こえないっていう状況は、なかなか普段はないですね。もう随分長いことそういう状況にはなってないなぁ。東京とはまた違って、大野さんの感性にまた新たな刺激になってるかもしれないですね。聞いてて、「命の洗濯」っていう言葉が浮かんできました。実際にはお仕事に行ってるわけだから、洗濯にはならないかもだけど。しかし夜に撮影とかしてたら、すごい虫が来そうだなぁ。大きな蛾とか・・・。なかなか続報が出てこないけど、大野さん自身の口から撮影話が聞けるのが何よりです😀。